今日も更新できました、たそがれです。
今日は自民党総裁選でしたね。
岸田さんになりましたね。今回初めてしっかり総裁選のニュースを追っていたのですが、なかなか面白いですね。
政策云々よりも派閥間の権力闘争に目が行きました笑
岸田さんは元来「おぼっちゃま」と見られていたようで、今回それを払拭するためか、人生における挫折経験として、開成から2浪して早稲田にいったということをアピールしていたようです。
個人的には他にもっとなかったんかいなと思いましたが、まぁ分かりやすいところでいくとそうなるのでしょうかね〜
それにしても、2浪早稲田が人生の挫折というのは、割と多くの人から反感を買いそうな気がします笑
さて、前置きが長くなりました。
今日の勉強報告です。
✔︎medu4呼吸器 0.5コマ
✔︎medu4神経 4.5コマ
✔︎medu4循環器 臨床像復習少し
今日はまずまずやれたかなという感じです。
明日からはもう少し復習の比率も多くしていきたいところです。
さて、昨日に続いて国試予備校のことを書いてみたいと思います。
題して、国試予備校の功と罪というテーマでいきましょう。
昨日のブログにも近年、国試予備校の競争が目覚ましいと書きましたが、そのことによって学生側にもいろいろな影響が出ています。
まずはいい面から見てみましょう。
やはり一番に挙げられるのは、「これをしっかりやっておけば合格できる」というような安心感を得られること。これが大きいですね。
国家試験はメンタルとの戦いなんてよく言ったりしますが、まさにその通りだと思っていて、あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけないというようにやることがたくさんあると心も荒みます。
国試予備校はまさにその道のプロなので、国試合格に必要十分なちょうど良いレベル、量の情報を提供してくれます。
これは本当にありがたいことで、すごく助けられています。
もう一つ良いことは、全国どの大学にいても同じ授業が受けられるということです。
えてして、情報というのは都会に集まりがちです。ですが今は、端末一つあればどこからでも動画講義を見れるのです。ということで、国家試験に対する情報格差というのはどんどん無くなってきていると思います。
ですがこれは、後述するデメリットにも繋がっています。
はい、次に国試予備校の「罪」の部分を見ていきましょう。何を隠そうこれが今日一番書きたかったことです笑
はい、単刀直入に書きましょう、国試予備校が発達すればするほど国試は難しくなり、合格のためにより多くの勉強が必要になるのです。
近年の国家試験はかなり難易度のインフレが進んでいる気がします。
過去問を解いている感じでは、7,8年ほど前の問題から急速に難しくなっているように感じます。具体的には、昔の問題は「ただ知識があれば解ける」という問題が多いです。そして、問題を難しくする手段としては「重箱の隅をつつくような細かい知識を問う」ということが用いられることが多かったように思います。
対して、現代の国試では、知識があることは前提で、それをどう活用するか、つまり思考力を試されている問題が多いと感じます。問題を難しくする手段としては「より臨床的・実践的な知識・思考を問う」ことが多いです。
近年の臨床を意識した問題の増加は、国試予備校の発達によるピンポイントな知識偏重な学習へのアンチテーゼとも捉えられます。ですが、所詮はペーパーテスト。国試予備校はなんなくそのハードルもクリアしブラッシュアップされた講座を世に送っています笑
今後も国試のインフレ化は続いていくと思います。それどころかさらに加速をていくとさえも考えられます。
その理由は昨日も話題に出したmedu4およびQAssistの新興勢力の予備校の存在です。
これらの予備校が登場する前は、国試予備校の受講は6年生から、早くても5年生からでした。その理由はMECやTECOMといった昔からある予備校は学校一括で申し込み、受講することが一般的だったからです。個人で受講しようとすると、とんでもない額のお金がかかります。
それに対してmedu4やQAssistは個人で申し込むことが一般的で、比較的安価に購入できます。このことから、国試予備校の受講を始める学年がどんどん下がっているのです。
1、2年生からやっている人もいると聞きます。(個人的にはもっとやることがあるんじゃないかという気もしますが…笑)
medu4やQAssistが普及し始めたのが2018年頃からなのでその学年が6年生になる2024年頃にかけて更なるインフレが起こると予想しています。あな恐ろしや…
さてさて、長くなってしましました。
何はともあれ、国試の難化に文句をつけている暇があれば勉強しろってことです笑
明日も頑張っていきましょう!
それでは。