みなさんこんにちは、たそがれです。
先日、2回目のコロナワクチンの接種が終わりました。
これで一安心なのにゃぁ〜
ということで、今日はその感想を書いていきたいと思います。
いってみましょ〜!
なぜ医学生がこの時期に接種できたのか?
2月に厚生労働省から「病院実習等で新型コロナウイルス患者と接触する場合には、医療従事者に準じて優先接種の対象となる」という内容の通達が出され、私たち医学生もコロナワクチンをうてることになりました。
私は現在医学部6年生で大学附属病院で日々実習させていただいています。
大学病院のような大病院ではコロナ患者さんも受け入れており、患者さんから感染しないため、また、私たちから患者さんに感染させにために私たちも優先接種の対象になった のだと思います。
一度院内感染が発生すると、大規模クラスターに発展することも多いことから、病院では最大限の感染症対策が行われています。
接種時の痛みはあった?接種の流れは?
ファイザーのコロナワクチンは筋肉注射で行う ので、インフルエンザワクチンの様な皮下注射とは針を刺された時の感覚が少し違いました。個人的には、接種時の痛みはインフルエンザワクチンよりも少なかった です。薬液が入るときに少し違和感を感じる程度であっという間に終わりました。
気づいたら終わってたにゃ!
筋肉注射は三角筋と呼ばれる肩を覆う筋肉に行うのが通常ですので肩がすぐに出せる服装でいくと良い と思います。
筋肉注射は皮下注射よりも針を深く刺します。皮下注射が1cm程の深さなのに対して、筋肉注射は2cm程の深さの場所に注射します。また、皮下注射は30°〜40°に針をねかせるのに対して、筋肉注射は皮膚に対して垂直に注射します。
こう聞くと、怖いと思う人も多いかもしれませんが、最初針先が皮膚に触れるときにチクっとするだけで、針を進めるときの痛みはほとんどありませんでした。
針をちょうどいい深さまで進めると、接種者が「痺れはありませんか?」と聞いてくれます。これは、神経を損傷していないかどうかを確かめるもの です。痺れがなかったら「大丈夫です」と答えましょう。
そうすると、薬液が注入されて注射針が抜かれます。接種した場所にシールを貼ってもらって接種は終了です。
接種が終わった後は特に接種した場所を動かしたり、揉んだりする必要はありません。摂取後の待機時間が終わる頃にはシールを剥がしても大丈夫です。
副反応について
私は1回目と2回目で大きく異なりました。
1回目は接種後数時間後に「何となく体が重い気がする」といった軽い倦怠感が出た程度 で、接種部位の痛みはあったものの発熱などの他の症状は出ませんでした。翌日になると全く普通通りに戻りいつも通りの生活をすることができました。
一方2回目は、接種後24時間後くらいから38℃台の発熱がありました。 倦怠感も強かったため実習を早退しました。同級生も半分くらいの人が接種後に熱が出たようです。
2回目の接種後は予定を開けておくのが無難かも しれません。
熱が出たのは久しぶりだったから辛かったにゃ!
あくまで経験的に言われていることで、実際に統計があるのかは分かりませんが、副反応は高齢者よりも若年者に出やすく、男性よりも女性に出やすい ようです。
実際に、私の実習している大学病院でも年齢層の高い医師よりも年齢層の低い看護師の方が接種後に副反応により休む人が多いと聞きました。
接種は受けるべきなのか?
私はぜひ多くの人にワクチンを接種してほしいなと思っています。
早くコロナを終わらせるにはワクチンの普及が重要にゃ!
もちろん、アレルギーなど体質的に接種できないかもしれない人はかかりつけの医師に相談しましょう。
そのような接種できない人を守るという意味でもより多くの人がワクチンを接種することが重要 です。それは集団免疫をつけるためです。
集団免疫、つまり集団の大部分が免疫を持っていることによりその集団で感染症が流行しにくくなり、結果として免疫を持っていない人も守ることができる のです。
確かに、重篤な副反応も絶対に起きないとは言えません。ですが、コロナワクチンに関しては接種するメリットが副反応などのデメリットを上回っているのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は私がコロナワクチンを受けた感想などについてお伝えしました。今後、高齢者、基礎疾患のある方、一般の方と順にワクチン接種の機会が回ってくることになると思いますが、その時の参考のひとつにしていただければ大変嬉しく思います。
早くみんなにワクチンが行き渡るといいにゃ〜
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